柏の葉でピクニック

b0002385_023684.jpg

つくばエクスプレス沿線情報誌『Sawawa(サワワ)』
4月特別号は、1冊まるごとピクニック特集。

ピクニック。好きです、さわやかなのに、ゆるい感じが。
おなじ、野外で食事をとるという行為を含む遊びでも、
ハイキングやバーベキューと違って、汗とか結束力とか
あんまり関係ない。そういうピクニックのよさを『サワワ』は
これでもか! ってくらい紹介してました。おもしろいです。

↓見てるだけで、陽光を体いっぱい浴びた気分になる情報が載ってました。
柏の葉キャンパス ピクニック月間
東京ピクニッククラブ

すっかりピクニック特集に感化されて、5/7月曜、
つくばから柏の葉へ、高速飛ばして行ってきました。

ハワイアンソングのライブ、ミニ機関車、巨大バッタのバルーン、
飛行機型のドッグラン、、、、愉しげなイベントはすべてGWと
ともに終了。柏の葉キャンパスは、不気味なまでの静けさで
迎えてくれました。TX沿線は、だいたいどこもそうなんだけど。

駅前の空き地が駐車場がわり。停め放題。
b0002385_23553157.jpg


私のお目当ては、アンティークのピクニックセットだ。↓↓↓↓↓↓↓↓
b0002385_23571729.jpg
UDCK(柏の葉アーバンデザインセンター)
ピクニック展 2007年4月20日(金)~5月20日(日)

企画展のほか、図書コーナーで美術書、絵本などを閲覧できます。



ピクニックは1802年ロンドンで生まれたそうです。
当時の前衛的な若者たちが「ピクニック・クラブ」という集まり
を作ったのが始まり。それは寸劇、演奏、ティーパーティーなど、
屋内での社交でした。1840年代、イギリスは都市環境をととのえて、
公園を住民に開放しました。人々は緑の上で食事する楽しみを
おぼえ、ピクニックは現在のスタイルへ。20世紀に入ると、自動車
に乗ってピクニックにでかけるのが大流行、道中ガタガタ揺れても
食器が割れないよう、バスケットに固定する“ピクニックセット”
が登場しました。

b0002385_2358289.jpg

ともあれ当時、まだ自動車は高級品でした。ピクニックセットが
必要なのは、車を買って遠出する余裕のある人間だけ。つまり、
ピクニックセットは富の象徴でもありました。となれば、
金持ちの意地の張りあい――いえ、“用と美の探求”が
おこなわれたことは、想像に難くありません。

b0002385_23582518.jpg

『サワワ』に「約50個のピクニックセットを展示」と書いて
あったので、バーーーーッとあるのを期待してたんですが、
UDCK自体がそう大きな建物ではなく、ピクニックセットは
数点しか拝むことができませんでした。

b0002385_2359298.jpg

生殺し状態で積まれたピクニックセット。
ご丁寧に、丈夫な糸でくくりつけられている。
開いて見れなきゃタダの箱。ぅあぁぁ、見たい。

ピクニックセットの黄金期は1920~50年代、ルイ・ヴィトンなど
も、こぞって作っていたそうです。しかし、山でも川でも飲食店
ができ、使いすての食器が売り出されるようになって、ピクニック
セットは無用の長物に。以下の製品(今回の展示)をヒットさせた
BREXTON、SIRRAM、Coracleは、3社とも今は存在しません。

【SIRRAM】
丸みのあるハンドル(とっ手)が女性的。やさしい色合いが持ち味。
b0002385_002753.jpg



b0002385_005073.jpg
b0002385_005944.jpg

初期のピクニックセットは、陶器のティーカップ、お湯を沸かすケトルなどをコンパクトに収納して運ぶのが目的でした。それが、軽くて丈夫なプラスチック製の食器、魔法瓶など、機能性を求められ、アウトドア用の食器は1ジャンルを築くまでに成長。大量消費と技術向上がなされた、時代の息吹を感じさせます。


【BREXTON】
SIRRAMのライバル会社。ハンドルが角ばっていて男性的。
b0002385_02623.jpg



b0002385_022433.jpg
b0002385_023494.jpg



【Coracle】
もとは藤籠をつくっていた会社。
b0002385_033366.jpg


ああ、やっぱりイギリス大好き。
マナーハウスDVDの発売、もうすぐだわ♪
[PR]
by toyorubichun | 2007-05-09 00:25 | 美術